行動派まっさんログ

地方国立大の落ちこぼれ大学生がネットビジネスで起業するまでのお話。

経営組織論とはなんぞやとざっくり解説してみた。初学者向け。

 

どうもーまっさんです。

 

 

今日は、講義のアウトプットシリーズ第二弾で「経営組織論」

について学んでいることを話してざっくり簡単にまとめていきます。

 

専門家ではないのでそこのところよろしくお願いします。(笑)

そもそも、経営組織論てなんじゃというところから

始めていきたいと思います。

 

経営学の中の組織論

 
経営学という学問には大きく二つの源流が存在します。
 
①Betrieb(経営)についての学(ドイツ経営経済学)
②manegement(管理)についての学(アメリ経営学
 
この二つの源流から経営学は形成されてきました。
 
日本の経営学については
①を骨にして
②を肉として発展してきました。
 
つまり、二つの源流からなってるということです。
 
じゃ、何のための学なのかというと
 
営利性追求の学
人間協働の学
 
といえます。
 
で、経営組織論というのは
後者の人間協働の学にアプローチします。
 
少し経営をかじった人やビジネスマンなら常識
として知っている経営資源の4要素
 
人(Man)
物(Material)
金(Maney)
情報(Infomation)
 
この4つの要素を合わせて
3M+I
と呼んだりします。
 
この4要素全体をとらえて観ていくのが
経営組織論となっていきます。
 

組織とは

では
織組織って言ってるけど組織って何なの?
それは、
C.I.バーナードさんによると
「二人以上の意識的に調整された活動や諸力のシステム」
だそうです。
難しい言葉で意味わかんないですよねw
かみ砕いていえば
 
二人以上の人間がお互いに共通の目的をもって集まっている状態
なら組織なんだよ!ってことです。
 
簡単なところでいうと
サークル・部活これらみんな共通の目的持ってあつまってるので
組織ですね。
 
それで、バーナードさんなんかが
システムズアプローチといって
物的・人的・社会的要因からなる
協働システム観を唱えました。
 
協働システムは先ほどの諸要因である
3M+Iが結合した組織のことですね。
 
これを組織均衡論といったりします。
 

人間と協働システム

村田晴夫さんという学者は
人間と協働システムは垂直同型だよね。
とかんがえました。
 
人間は
物的(水とタンパク質)
生物的(呼吸器、消化機器)
社会的(会話)→これらを統合するのが人間性
 
協働システムは、
物的(人工物)
人的(組織メンバー)
社会的(相互作用)→これらを統合するのが活性の場としての組織
 
とこんなこといったんですね。
つまり、協働システムとそこに含まれる人間との同型性を説いた
ということです。
縦に繋がる同じものなんだと。
 

組織の成立要件

 
公式な組織には、仮定されている成立・存続の三要件なるものが
存在しんます。
 
①共通目的
②協働意欲
③コミュニケーション
 
この3つが相互に結びついて始めて
組織の誕生です。
おめでとうございます。

 

構成概念って?

組織論を学んでいくとたくさん出てくるのが
構成概念という言葉。
この構成概念とはなんだろうか?
 
ずばり、こういう概念があったら、物事が理解しやすいよね!
っていって人が勝手に創造したもののことです。
 
経営組織論に限らず
社会科学系の学問ではおおくの構成概念があります。
これは、目に見えないものとか直接は観察できないもの
を表現するために用いられます。
 
この、構成概念を頭にたくさんあると発想が広がったり、豊かな発想が
できたりして研究に用いたりすれば新しい切り口になります。
目に見えないものに名前つけてみんなの理解を助けてるわけですね。
 
もしも、この構成概念がなかったら
どうなるでしょう?
 
私たちは、即物的言葉のみの世界になってヒトの発想が制約されて
無味乾燥なものになってしまいます。
構成概念というのは、とても重要な役割を担うんですね。
 
だけど、意味をきちんと理解していないと誤解を招く危険性が
おおいにあります。
 
見えないものだけに扱いは慎重にしなければなりませんね。
 
さらに、構成概念を研究で用いて、操作化、変数化するには
構成概念妥当性が確保されていないといけません。
 
この、構成概念妥当性というのは
ある尺度で僕がモノを測定したときに誰でも同じ結果が出せるか
どうか
つまり、尺度を作った人が行った構成概念の
操作定義が正しいかどうかによります。
 
例えば、知能検査というものがありますが
知能がどのようなものでどのように機能しているかをしっかり
定義しなければいけないということですね。
 
そして、これまでの研究史から総合的に見たときに尺度が
正確か、全体の領域をくまなく測ってるのか、などを
繰り返し繰り返し検証していくのが社会科学の
学問となります。
 

まとめ

はい。

とまあ真面目にざっくりとは

話せたと思うので次回は

実際に、組織論の古典的アプローチ

のところをサクっと解説していきたいと

おもいます。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

では。